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塗料について説明します。

塗装工事を行う際に注意しなければいけないのが塗料です。しかし、一般の人にはよく分かりませんよね。そこで、創業以来10年以上この道ひとすじの住まいるリフォームが、はじめての方でもわかりやすく、楽しく塗料の説明をいたしましょう♪

塗料の種類:『下塗り塗料』と『仕上げ塗料』

塗料には、大きく分けて2種類の塗料があります。『下塗用塗料』と『仕上げ塗り用塗料』です。
それぞれについて、説明をいたしましょう。

塗料選びワンポイント!

 私たち住まいるリフォームは、ブランド名や塗料会社の大きさで使用する材料は選びません。本当に品質が良いものかで判断します。これが根本的な考え方です。
 判断基準としては試験データや成分・実績が判断材料の一つとなります。しかし、それだけをうのみにせず自社暴露試験場にて実際に耐久実験や各機能実験を行う事で、本当に品質が良いものかどうかを確認してお客様へ提供しています。

1.「下塗り塗料」は壁材に合わせて、分類されます。

 下塗り材は、あまり重要視されておらず安価な材料を使用する業者がほとんどですが、下塗材は素地と上塗材の密着性を高めるだけでなく、耐久性にも大きく影響してきます。

 また、素地や上塗材によっての相性があり、合わない下塗材を使用することで塗膜の剥がれ・縮れ・変色などの不具合を起こす危険性が高くなります。その不具合は施工中に起こるのではなく、施工後に起こる場合がほとんどです。
 だからこそ上塗材だけでなく下塗材にもこだわり、素地や上塗材に適切なのかを塗装のプロが判断する必要があるのです。

・サイディング壁

 窯業系サイディング材は新築の木造住宅の7割以上使用されている外壁材になります。成分は、セメント質と繊維質を主原料に圧力釜で高温・高圧の養生をしたものになります。また、タイルやレンガ調・石積風などデザインのパリエーションが豊富になります。

 メンテナンスは、窯業系サイディング材自体の防水性はないため、生産時に塗装で防水加工されています。
 しかし、築10年程度(立地条件や外壁材の種類によって異なります)経つと防水機能がなくなり、ひび割れや外壁材が反ってしまうなどの素材自体が痛めてしまう事になりますので、症状が出る前の早めの塗替えが外壁を長持ちさせる重要なポイントになります。

サイディング壁。よく見かけますよね?
こちらが浸透シーラー。ETERNITY(エタニティ)です。

・モルタル壁

 モルタル壁は、ラスという針金の網などの上に砂と水・セメントを混ぜて練り上げたモルタルを左官コテで塗りつけた外壁材です。1980代までは主流でしたが、施工に手間がかかるため最近ではあまり用いられなくなった工法です。

 しかし、職人の表現力によって多彩な模様(リシン・スタッコ・吹き付けタイル・左官仕上げなど)を造ることが可能で工場製品では出せない、自然な風合いが魅力の一つです。 メンテナンスは、モルタル壁自体に防水性はないため塗装で防水加工されています。
 サイディング壁と違い、外壁の繋ぎ目がない分雨漏りのリスクは少ないように思いますが、建物の揺れに弱いためひび割れが発生しやすい点があります。ひび割れは外壁内部に雨水が侵入してしまうだけでなく、防水性のない内側からモルタル壁を痛めてしまう危険があるため、ひび割れ箇所がある場合は特に早めの塗替えをおすすめします。

 また、ひび割れは見た目は数ミリ程度でも外壁内側は大きく痛めている場合が多いため、自己判断ではなく信頼できる専門店に依頼されてください。

モルタル壁。築40年程度のお家に多いですね。

こちらが浸透造膜プライマーで最も有名な『ETERNITY ex1』です。

・ALC

 ALCは、100年以上も前からドイツやスウェーデンなどのヨーロッパで作り続けられている外壁材です。 Autoclaved Lightweight aerated Concreteの頭文字を取った呼称です。 ペースト状にしたケイ石・生石灰・セメントに発泡剤を添加し、気泡の発生したものを高温・高圧蒸気釜で焼き固めた軽量気泡コンクリートです。工場で製造したALCボードを現場で施工します。重量は、コンクリートの1/4と軽量です。
 断熱性・防火性・遮音性に優れているという特徴があります。原材料は珪石・セメント・生石灰なのでシックハウス症候群の原因となる有害な化学物質やアスベストを含んでいないため人体に無害でリサイクルが可能な環境に考慮した建築資材です。

 メンテナンスは、他の外壁材よりも外壁材との繋ぎ目が多いという特徴があります。繋ぎ目が多いという事は雨漏りするリスクが高くなるということがあります。
 そして、上記で説明した通りALCは軽量気泡コンクリートですが、軽量化のための気泡が逆に水分を侵入しやすくしてしまい、一度水分を含んでしまうともろくなってしまう弱点があります。そのため他の外壁材よりも慎重に劣化状況をみてメンテナンスを行う必要があります。

今も昔もひそかに人気の壁です。

・木質系サイディング

 木質系サイディングは、天然木を薄い板状にして塗装して仕上げたサイディング材です。熱を吸収しにくいため断熱性が高くなります。
 デザインも木目が工場製品では出せない自然な風合いとなり、高級感のある材料になります。 種類は、レッドシダーを使ったベベルサイディング材。ひのきや秋田杉を使ったモダンウッド。ウイルウォールなどがあります。

  メンテナンスは、まず木なので水に弱いことが弱点です。メンテナンスの時期を過ぎたまま放置してしまうと外壁の板が反ってしまったり腐食してしまう恐れがあります。
 また、塗替えには透明のクリヤー仕上げ・塗りつぶしのエナメル仕上げ・木目を活かす着色仕上げがあります。 外壁材の場合、木目を活かす着色仕上げが一般的ですが他の外壁材で使用する塗料とは違い、耐久性ごとの種類がないため塗替えメンテナンスはまめにする必要があります。

・金属サイディング材

 金属サイディング材は、軽量で耐久性が高くスタイリッシュなデザインが特徴です。ガリバリウム鋼板とアルミ合金製が主流になります。
 断熱性能を上げるためにしん材に断熱材が充てんされており、裏にはアルミ加工紙を使用されているものもあります。

鉄に対しては、サビ止め効果の入ったプライマーを使用します。

「下塗り塗料」は、いろいろな塗料があるようにも感じますが、体系的に並べると上記のとおりです。どれも役割としては「仕上げ塗り塗料」と壁材を密着させるということなのですが、壁の『素材』に合った「下塗り塗料」を使うことがルールです。

※このルールを守らないと塗膜が密着しない、つまり「剥がれ」が起きるということになります。

2.「仕上げ塗料」は「耐候性」と「機能ごと」に分類されます。

「仕上げ塗料」は「耐候性」(どれくらいの長持ちを期待するか?)と「機能」(断熱・光沢・等)で分類されいますので、順番に見ていきましょう。

無機ハイブリッド塗料

 無機塗料は現在ある塗料の種類の中で最も耐久性に優れた塗料になります。そのため塗装工事の回数を少しでも減らしたいという方におすすめです。
 無機塗料を選ぶ際の注意点としては、1回あたりの工事金額が高いということと、品質の高い無機塗料を選ばなければ効果は期待できないという点です。

 まず、1回あたりの工事金額が高いという点では、耐久年数が20年以上持つと言われている塗料のため、やはり塗料自体の金額は高くなってしまいます。しかし、20年・30年間で比べるとトータルで安くなることになります。
 次に品質の高い無機塗料を選ばなければ効果は期待できないという点では、極端な話ですが、1缶あたり1%でも無機物が含まれていれば無機塗料になります。何パーセント以上含まれていると無機塗料です、という定義がないからです。そのため無機塗装プランなのにお手頃な価格だと注意が必要かもしれませんが、高ければ良いということでももちろんありませんので、そのあたりは比較されて判断することが必要になります。

 ※耐久年数と工事金額は使用する塗料メーカーやタイプ(水性・油性・2液型)によって変わりますのでご注意ください。

各社塗料メーカーの無機ハイブリッド塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントNo.1
エスケー化研セラミタイトペイント
日本ペイントダイヤモンドコート
関西ペイントムキフッソ
アステック無機ハイブリッドコートJY
菊水化学工業無機ガードZ
水谷ペイント
ロックペイントパーフェクトセラミックトップF
大日本塗料

フッソ系塗料

 フッ素塗料は、耐久年数と価格の費用対効果が高いことです。シリコン塗料と比べてみても耐久年数が約2倍に対して価格は1.5倍以下になるため20年間で考えるとかなりお得になります。

 ※耐久年数と工事金額は使用する塗料メーカーやタイプ(水性・油性・2液型)によって変わりますのでご注意ください。

各社塗料メーカーのフッソ系塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントSHANGRI-LA
エスケー化研セラタイトF
日本ペイントデュフロン4Fルーフ
関西ペイントアレスセラフッソ
アステックマックスシールド1500F-JY
菊水化学工業ビュートップフッソ
水谷ペイントパワーフロン#2200
ロックペイントサンフロン
大日本塗料ビューフッソ

シリコン塗料

 シリコン塗料は、耐久性と費用のバランスが良いことです。定期的なメンテナンスをお考えで、おおよそ10年間塗装が持てばいいとお考えの方におすすめです。

 ※耐久年数と工事金額は使用する塗料メーカーやタイプ(水性・油性・2液型)によって変わりますのでご注意ください。

各社塗料メーカーのシリコン塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントピュアピュアシリコン
エスケー化研クリーンマイルドシリコン
日本ペイントファインシリコンフレッシュ
関西ペイントセラMシリコン
アステックマックスシールド1500Si-JY
菊水化学工業ビュートップシリコン
水谷ペイントパワーシリコンマイルドⅡ
ロックペイントユメロック
大日本塗料Vシリコンマイルド

遮熱・断熱塗料

 遮熱塗料は太陽光の熱を反射して熱吸収を抑える効果があることです。逆に、冬場の熱も反射してしまうため室内の温度が上がりにくいことがあります。そのため熱を抑える効果よりも熱や紫外線による素材への劣化要因を抑えるという効果の方を重視された方が良いかもしれません。
 遮熱塗料の費用については、断熱塗料と比べるとお手頃に施工が可能です。

 断熱塗料の特徴は、熱の伝導を抑える効果があることです。冬場は室内の熱も外へ逃がさないため保温効果が高く外からの冷気を抑える効果もあります。
 費用については、遮熱塗料と比べると高額になりますが、省エネ効果は高くなりますので10年間で考えて頂くとお得になるかもしれません。

 ※建物の造りや素材、環境によって効果は違います。※耐久年数と工事金額は使用する塗料メーカーによって変わりますのでご注意ください。

各社塗料メーカーの断熱塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントMagic(マジック)
日進産業ガイナ
エスケー化研クールタイト
日本ペイントファインサーモアイウォール4F
関西ペイントドリームコート
アステックスーパーシャネツサーモ
菊水化学工業キクスイガイナ
大日本塗料エコクール

 以上が塗料のご説明となります。ただし、住まいるリフォームでは、お客様は塗料については細かな点までご理解くださらなくて良いかと思っています。(時代によっても変わりますし、メーカーごとにそれぞれ訴求していることが違いますし、また施工店ごとに自分たちの主張が違いますので。。。)

 ただ、言えることは、「塗料」は料理で言うと「食材・材料」のようなものです。いくら良い「食材」を扱ったとしても、腕が悪いコックさんでは美味しい料理はできませんよね。一方で、仮に「一般的な食材」でも、腕の良いコックさんが扱えば、一流の料理が出来上がりますよね。
 腕が良いか悪いかは、天性の感覚もありますが、やはり、コックも塗装技術者も原点は経験が大事
だと思います。

 ですから、塗料については大枠をご理解していただくことができたら、あとは、創業以来10年以上の私たち住まいるリフォームに安心してお任せくださいね。

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