外壁工事の種類
外壁工事の主な種類
外壁は建物を雨風や紫外線から守るシェルターのようなものです。改修工事では、建物の寿命を延ばす為にも、状態を把握した上で適切な情報が求められます。外壁工事の種類とその特徴についてチェックしていきましょう。
塗り替え・重ね張り・張り替えのポイント
工法 | 工期 | メリット・デメリット | ポイント |
塗装 | 2~3週間 | メリット ・費用を抑えられる ・工期が比較的短い ・騒音が立たない デメリット ・クラック補修した箇所を塗装で隠しきれず、ミミズ腫れのように残ることがある。 | ・クラックなど雨漏りに繋がる不具合が残らないよう補修する必要がある ・サイディング外壁では、コーキングの打ち替えも必要になる。 |
重ね張り(カバー工法) | 3週間~1か月 | メリット ・二重になることで断熱・防音等の付加価値が得られる ・既存壁の補修手間が省ける デメリット ・内部に腐れがあってもそのまま残る ・新規壁材の荷重がさらに躯体にかかる | ・躯体にかかる荷重を少なくするために、窯業系ではなく金属系サイディングを貼るケースが一般的 ・給湯器などの脱着が必要 |
張り替え | 約1か月 | メリット ・外壁を解体するため内部の問題点がわかりやすく、補修を行うことができる ・新規外壁の選択肢が増える デメリット ・解体・廃材処分費がかかるため工事費用は高額になる | ・既存外壁のアスベストが含まれる場合は対策を取る必要がある。廃材費用も高くなる ・解体後の雨対策に注意が必要 |
塗り替え
外壁の塗り替え手順
調査と準備
外壁の状態を確認し、修理が必要な部分を見つける。
必要な道具や材料を揃える(ブラシ、ローラー、ペイント、プライマーなど)。
表面の清掃
高圧洗浄機を使って、外壁の汚れやカビ、古い塗料を除去する。
洗浄後、外壁が完全に乾くまで待つ。
下地処理
クラックやひび割れがある場合は、パテで修復する。
必要に応じて、錆びた部分や汚れが残っている部分をサンドペーパーで研磨する。
プライマー塗布
外壁の種類に応じたプライマーを塗布する。プライマーは塗料の密着性を高め、長持ちさせるために重要。
塗装
適切な塗料を選び、2~3回に分けて塗布する。塗料はローラーやブラシ、スプレーを使って均一に塗る。
各層が乾燥するまで待つ。
仕上げと確認
最終的なチェックを行い、ムラや塗り残しがないか確認する。
必要に応じて、最後の仕上げを行う。
注意点
- 天候に注意:雨天や高湿度の日は避ける。
- 安全対策:足場をしっかりと組み、落下防止装置を使用する。
- プロに依頼:大規模な塗り替えや高所作業は、プロに依頼することを検討する。
外壁の塗り替えは、定期的に行うことで建物の寿命を延ばし、美観を保つことができます。
カバー工法
カバー工法の手順
調査と準備
既存の外壁の状態を確認し、カバー工法が適しているか評価します。
必要な材料と工具を準備します。
下地処理
外壁のひび割れや損傷を修理し、汚れやカビを除去します。
必要に応じて、外壁にプライマーを塗布します。
防水シートの設置
新しい外壁材の下に防水シートを敷きます。これにより、雨水の浸入を防ぎます。
新しい外壁材の取り付け
サイディング、金属パネル、ビニールなどの新しい外壁材を既存の外壁の上に取り付けます。
外壁材は釘やビスでしっかりと固定します。
仕上げ
窓枠やドア枠などの周辺を仕上げ、見栄えを整えます。
最終的なチェックを行い、すべての取り付けが正しく行われたことを確認します。
注意点
- 重量の増加:新しい外壁材を追加することで、建物全体の重量が増加します。建物の構造が追加重量に耐えられるか確認が必要です。
- 通気性の確保:外壁の間に通気層を設けることで、湿気や結露を防ぎます。
- 専門家の評価:カバー工法が適しているかどうか、専門家による評価が重要です。
カバー工法は、既存の外壁の状態が比較的良好である場合に特に有効です。この方法を採用することで、工期やコストを抑えつつ、建物の美観と機能性を向上させることができます。
張り替え
張り替えの手順
調査と準備
外壁の状態を確認し、必要な修理箇所を特定します。
必要な道具と材料を準備します。
既存の外壁の撤去
既存の外壁材を取り除きます。この際、廃材の処理や、建物の周囲を保護するための措置を講じます。
下地処理
外壁を撤去した後、建物の下地を確認し、必要に応じて修理や補強を行います。
断熱材や防水シートを設置し、外壁の性能を向上させます。
新しい外壁材の取り付け
新しい外壁材を下地に取り付けます。サイディング、レンガ、石材、金属パネルなど、選択した外壁材を使用します。
外壁材はしっかりと固定し、隙間や漏れがないように注意します。
仕上げと確認
窓枠やドア枠などの周辺を仕上げ、全体の見栄えを整えます。
最終的なチェックを行い、すべての作業が正しく行われたことを確認します。
注意点
- 費用:外壁の張り替えはカバー工法よりもコストがかかる場合があります。
- 工期:既存の外壁を撤去するため、工期が長くなることがあります。
- 専門家の評価:建物の構造や外壁材の選定には専門家の評価が重要です。
外壁の張り替えは大規模な工事ですが、建物の寿命を延ばし、快適性を向上させるためには有効な方法です。定期的なメンテナンスと専門家の評価を受けて、最適なタイミングで行うことが重要です。
外壁塗装を検討中の皆様へ
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最後までご覧いただきありがとうございました。
住まいるリフォームでは
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