外壁塗装工事において、建物を長持ちさせるために必要なことは高品質材料を使用することは大前
提ですが、それだけでは長持ちさせることはできません。

必要なことは「高品質材料」「正しい施工知識」「適切な技術力」「施工に対する想い」です。どれ一つ
抜けても実現することができません。

そこで私たちは、現場を知り施工者である当社と高品質材料を製造している塗料メーカーと協力し、
これら４つを実現するために作られたのが『MUSOU』です。

ＭＵＳＯＵ塗料の４つの特徴

住まいの美しい輝きをいつまでも。外壁の適切なメンテナンスは、室内の快適性にもつながります。
独自の4つの特徴で虎のように力強く、美麗に、住まいの外観を保護するMUSOU塗料。
美しく強靭なCOAT（コート）で強力な紫外線や、夏の酷暑から快適な毎日を守り続けます。

Features1.ラジカル制御技術

宮古島の過酷な屋外暴露試験にて証明された、実績のある超高耐候酸化チタンを採用

高耐久の無機塗料

水晶やガラスのコップなど、酸素と結びついたケイ素化合物は立体的で緻密な化学結合を形成しています。
このケイ素と酸素の結合力は、太陽からの紫外線にも極めて強く、分解することなく長期にわたって劣化することがありません。

劣化しにくい塗料を創りだすには、劣化しない成分を可能な限り配合することです。
宝石の水晶は強烈な太陽光にも劣化しない物質の代表格。
無機塗料は、このケイ素と水素の結合力を最大限取り入れることで、極めて優れた耐久性を発揮します。

MUSOU塗料は、さらに劣化を防ぐ「ラジカル制御」技術を組み合わせることで、最高レベルと呼ぶにふさわしい高耐久塗料となっております。

塗料の耐久性を飛躍的に高める“ラジカル制御技術 ”を導入

塗料中に含まれる着色顔料である「酸化チタン」。
この酸化チタンは、紫外線と水分に接触することでラジカルを発生し、有機物を分解する作用が発生します。
従来の酸化チタンと比較して大幅に耐久性を向上させることができます。

Features2.無機成分最大化

温度や自然環境により常に収縮を繰り返す基材に
対し追従可能な無機成分を最大限導入し、耐候性を極限まで求めた塗料設計を採用。

竹の様な「硬さ」と「やわらかさ」のバランス

セラミックやガラスに例えられるように、無機塗料は純度が非常に高くなると、硬くて脆い性能が出てきてしまいます。
当社では無機成分を効率的に配置し、柔軟性を有しつつ、耐候性を発現するために最適な分子配列を設計。
竹の様に強く、しなやかな性能を有しております。

親水性だからこそ、汚れが付きにくい

無機塗料はケイ素を多く含有しており、塗膜自体に親水性です。
これは、ケイ素が水と同じ無機物のためです。
汚れが付きにくく、もし付いたとしても雨などできれいに流れやすい塗膜となります。

Features3.UVA・HALS導入

下地のデザイン性を維持し、同時に超候耐久性を実現する為、選び抜いたUVA・HALSを採用

超高耐候性クリヤー塗装を可能にした、無機成分とＨＡＬＳ＋ＵＶＡ

太陽から降り注ぐ紫外線から、下地を護ることは何よりも重要です。
下地のデザインを活かすクリヤー塗装の場合は、下地を護る事が何よりも重要です。
そこで、MUSOU塗料は、下地の保護を目的に、専用下塗り材を開発しました。

クリヤー塗装で欠かせないUVAとHALS

太陽からの紫外線による塗膜劣化を防ぐため、クリヤー塗膜にはUVA（紫外線吸収剤）を導入。このUVAが、紫外線を吸収し、熱として変換して放出することにより、塗膜の劣化を防ぎます。

UVAで紫外線を完全に防ぐことができず、塗膜にて発生したラジカルをHALSが補足します。補足したラジカルを無害化することで、塗膜へのダメージを防ぎます

下地保護とHALS・UVAの封じ込め作用

究極の無双空間を創造長年紫外線に晒されていた塗膜は、かなりのダメージを既に負っていす。当社ではメンテナンスを目的とした専用下塗材を塗装することで下地を保護し、さらなる維持に備えます。下塗材による下地保護と上塗材による太陽からの紫外線保護のそれぞれの役割を専業的に行います。

究極の無双空間を創造

最高級の耐久性の素材を、最大限に。
MUSOU塗料では、さまざまな下塗剤・上塗剤・クリヤーをご用意しています。
これらの組み合わせが、究極の無双空間を演出します。
最高級の塗料の耐久性と併せて、色褪せに対しても無双性能を誇ります。

MUSOUのクリヤー塗料

透明仕上材のため、意匠性サイディングボードのデザインを
活かしながら、MUSOUファーストSSクリヤーとの組み合わせにより紫外線を大幅にカットすることで、長期間サイディングボードの意匠を保護することができます。

Features4 .超高耐久性遮熱顔料

変色リスクのある顔料の組みあわせを可能な限り避け、色に関する耐久性も追求。
特殊遮熱顔料を採用する事で変色しにくい顔料組成を採用

最上級の耐久性に、
遮熱性能という機能性をプラス

遮熱塗料にありがちな変色の問題も発生しにくい特殊設計。
無機塗料の耐久性を備えつつ、長期の遮熱性を保持します。

塗装の耐久性

どんな塗料の色にもほぼ使われている基本的な顔料の一つが黒顔料（カーボンブラック）です。カーボンブラックは耐候性が高く、退色しにくいのですが、太陽光の赤外線を吸収し、熱を発するという性質を持っています。遮熱塗料では赤・黄・紺の顔料を混ぜ合わせて黒を作りますが、耐久性に限界があり、変色や退色が早いといわれています。

そこでMUSOU塗料は、これらを極力使用せず、しかも黒色に近い特殊顔料を使用することにより、変色を発生させず自然な風合いでの経年変化を促す設計を行っております。

一般的な遮熱塗料

赤・黄・紺の顔料で作り出した黒色は年を経るごとに色が褪せていきます。

MUSOU塗料

カーボンブラックを使わない特殊顔料に、少しの赤・黄・紺を調整することで解決しています。

ライフサイクルコストでも大きなメリット

MUSOU塗料は、現在リフォーム市場で高耐久塗料とされているフッ素塗料よりも
耐久性に優れつつ、価格についてはそれらと比較してもコスト性に優れた塗料です。
耐久性にも優れている事から、塗り替えのサイクルもフッ素よりも長く、
ライフサイクルコストの面からも非常にメリットが大きくなります。

塗替えのメンテナンススパンを大幅に延長

無機系ハイブリッド塗料の採用により、30年間の塗替え回数がウレタン塗料の1/5
となり、トータルメンテナンスコストを大幅に低減することができます。

上塗り材の「保護」

従来の標準塗装では、塗膜の経年劣化(チョーキング)により顔料が浮き出てきていました。
そこで、MUSOUクリヤー塗料を従来の工程に重ねることで上塗り材を長期的に保護し、
塗膜の耐久性・耐候性を高め、期待耐用年数の延長を可能にします。

「超」長期耐久×「超」耐候性

業界トップクラスを誇る、オート化学工業のコーキング材を採用

大切な建物を守るには、塗料の他にも欠かせないものがあります。
建造物の外壁材の継ぎ目や隙間(目地)、窓回り部分の隙間など、建物に存在する
隙間に充填する材料、「シーリング材」です。

オートンイクシードプレマエディションは可塑剤を配合しない新開発「LSポリマー」を採用。
経年による硬質化を防ぎ、長期的な柔軟性の維持を可能にしました。
また、亀裂・剥離を長期抑制する優れた密着力・耐久性と雨、風などの過酷な自然環境や四季の温度変化に強い、高い耐候性も発揮。
長期的な防水性と耐震性の維持により、建物の長寿命化に貢献します。