ここが注意点！外壁塗装の保証トラブル回避のポイント塗装工事前の豆知識 ｜磐田市の見付/緑ヶ丘/福田の外壁塗装・屋根塗装店【株式会社住まいるリフォーム】

・外壁塗装の保証ってどこまで保証してくれるものなの？
・期間内は塗装のどんなことでも保証してくれるってこと？
・契約前に保証内容を見るときのポイントも知りたい！

こんな悩みを解決できる記事になっています！

外壁塗装業界で、創業14年。
様々なお客様から塗装のご相談をいただき、保証についても様々なトラブル事例も伺ってきました。

この記事で外壁塗装の保証についての理解を深めていただくことで、契約前・施工後の不安を払拭し、安心して外壁塗装工事に臨むことができます。

記事前半では外壁塗装での「保証の基本的な考え方」「失敗事例」を解説しつつ、後半では「お客様が安心して契約していただくポイント」を解説するので、じっくり読み込み、安心してお願いできる業者探しにご活用ください！

外壁塗装の保証は3種類

製品保証

塗料メーカーが、使用した塗料に対して出す製品保証のことです。 施工業者が正しく使用したのにも関わらず、不具合が起きた時などが対象となります。

施工保証

施工業者が、行った工事に対して出す保証のことです。 保証期間内に保証範囲内で不具合が起こった時などが対象となります。

第三者保証

塗装業者が倒産した際に、加盟していたリフォーム団体や組合から出る保証のことです。

外壁塗装の保証の落とし穴！

基本的に塗膜の剥がれや膨れが対象

基本的に施工業者が出す保証は、塗膜の剥がれや膨れが対象なのです。

なぜなら、施工の仕方にかかわらず外壁自体にひび割れすることも考えられるためです。

具体的には、外壁のひび割れは地震や台風などの自然災害などでも起こりうることでもあり、一概に施工業者に過失と言えないのです。

後々のトラブルや、不安感を感じないためにも、施工業者の保証は基本的に「塗膜に対しての保証」だということを念頭に置いておきましょう。

外壁塗装の保証で失敗事例

ケース1.口頭のみの説明を受けたが、保証書を受け取っていなかった

外壁塗装をして3年後、塗膜の膨れが見られ施工した業者に修繕の問い合わせしたAさん。
塗膜の不具合なら保証の範囲だと説明されていた記憶があったため、当然お金はかからないだろう、と安心していたが、「保証書がないと保証が受けられません」と、施工業者から言われてしまった。

解決法：保証書は必ずもらうこと

口約束では言った言わない論争で、解決が難しいです！

業者から必ず保証書はもらっておきましょう！
施工後も保証書が発行されない場合は、必ず問い合わせをして保証書をもらいましょう。

ケース2.保証対象外の箇所だった

外壁塗装をして5年後、塗装のひび割れが見られ施工業者に相談したBさん。
現地調査に来た業者から「外壁のひび割れが原因で塗膜にひびが入っているため、保証対象外となります。」と言われ、費用をかけて修繕することになった。

解決法：保証範囲の説明を受け、わからないところがあれば質問する

保証範囲について、しっかり担当者から説明を受け、保証書の内容をしっかり読み込みましょう。わからないところがあれば、必ず質問して疑問を解消しておくと安心です！

ケース3.施工業者が倒産してしまった

外壁塗装工事をし、10年保証で契約していたCさん。外壁塗装をして7年後に、塗膜が剥がれてきたため業者に連絡しようとしたが、繋がらない。調べてみると、なんと3年前に倒産していた！

解決策：業者が加入していた団体や組合の「第三者保証」が受けられる可能性も

施工業者が倒産すると、施工業者から出ていた保証もなくなります。

そんな時に活用できる保証が「第三者保証」です。

加入している団体・組合によって保証の内容に違いがあるため、業者に加入している団体・組合をあらかじめ確認しておきましょう。組合・団体の名前を検索すると、保証の内容が確認できますよ！

ケース4.施工業者以外の人が手を加えてしまった

外壁塗装工事後1年後に、塗装にヒビが入っていることに気づいたDさん。「最近塗装してもらってばっかだし、これくらいなら自分でできるかも」と思い、ホームセンターで購入した塗料を使用し自分で補修した。結果的にうまく補修できず、施工業者に連絡したが「当社以外の方が手を加えてしまったので、保証の対象外となります。」と言われてしまった。

解決策：不具合を見つけたらまず手を加えず、施工業者に連絡！

施工業者以外の人が手を加えてしまうと、施工業者が原因の不具合の範囲がわからなくなるため、保証が受けられなくなる可能性も。

自分で手を加えることの他、他の業者の手を加えることも、保証対象外になる可能性が！
不具合を見つけたら、まず施工業者に問い合わせし、現場を見てもらいましょう。

外壁塗装の保証期間

保証期間は保証期間は、工事内容、塗料、施工業者によりますが、多いのは3年、5年、10年です。

保証は長ければ長いほどいいもの？

保証年数が長いのはうれしいことなのですが、業者の実態や、保証の内容に注意が必要です！

塗料の保証でさえ、30年持つことがないのに、30年持つ塗装自体あり得ません。
長すぎる保証は、良くない業者である可能性もありますので、内容をしっかり確認しておきましょう。

外壁塗装の保証の追加費用が必要なケース

より安心したい人は施工業者独自のオプションも

より保証を強化したい場合は、施工者独自の追加オプションがあることも。
納得いく保証をカスタマイズすることでより安心できますね。
業者によって、オプションとなる内容が違うので、確認してみましょう！

＼例えばこんなオプションがあります！／
・施工後の欠陥など構造に対する保証
・塗装前の補修工事で使用するシーリングに対する保証

優良業者選ぶための、保証以外の判断材料とは

リアルな実績やお客様の声を要チェック！

安心して任せられる業者選びには、保証以外に実際の施工実績やお客様の声を見ることがおすすめです。

価格や、保証の内容ももちろん重要なのですが、本当に自分の要望を叶えてくれるのか、というところも塗装には大切なポイント。
実際に施工した写真や、もらっているお客様の声を担当者に見せてもらったり、googleの口コミなどを見てみましょう。

業者自体の言葉でよいところはなんとでも言えますが、施工実績やお客様の口コミは業者が行動してきた「結果」であり、お客様が希望している未来が叶うかどうかがよくわかります。
しっかり結果を出している業者を選ぶことも、安心して施工を受けられる目安になりますよ。

最後に：「外壁塗装の保証」契約前チェック項目

・保証書が発行されている
・営業担当から保証内容の説明を詳しく受けている
・「製品保証」と「施工保証」の両方がある

保証については、この3つをまずクリアにして契約を進めていきましょう。
逆に言うと、保証書の発行がなかったり、説明がなかったりする場合は契約自体に少し注意が必要です！

保証についての不安を払拭して、自分たちに合った業者選びをしてくださいね。