外壁塗装の工程と期間を徹底解説!
目次
・外壁塗装ってどんな流れで進めていくのかが分かりにくい
・窓を開けたりや洗濯物を干したりできない?
・どのくらいの期間足場をかけたままになるのだろう?
こんな悩みを解決できる記事になっています!
外壁塗装業界で、創業14年。
お客様からよくある質問も踏まえて、
外壁塗装のご契約から、工事完了までの流れをご説明いたします。
この記事で外壁塗装の工程・期間についての理解を深めていただくことで、施工中の不安を払拭し、安心して外壁塗装工事に臨むことができます。
じっくり読み込み、安心して外壁塗装に臨める体制作りにご活用ください。
・施工実績2500棟以上
・創業14年
の外壁塗装業者がお伝えします!
外壁塗装全体の流れ
外壁塗装の施工期間は約2週間
元々の状態や、建物の大きさ、施工内容にもよりますが、
スムーズに施工が進めば約2週間ほどで工事が完了します。
全体の流れとしては以下の進行で進めていくことが多いです。
外壁塗装工程の詳細
1日目~2日目:足場仮設
【足場仮設】のポイント
・足場仮設時に金属音の大きな音が鳴ります
・半日ほどで仮設は終わります
・プロパンガスをご使用の場合、足場をかける前に充填の連絡を
まずは足場の仮設をします。
高所での作業を安全にするためには必須の工程になります。
金属性の柱と部材をつなぎ合わせる際にハンマーを使用するため、
どうしても大きな音が出てしまいます。
お客様や近隣の皆様にはご迷惑をおかけしてしまいますが、ご容赦ください。
戸建ての足場仮設は約半日で終わることが多いです。
その後は、高圧洗浄の水や塗料の飛散防止、また、職人の安全作業を確保するため
メッシュシートを取り付けていきます。
また補足ではありますが、
プロパンガスを使用しているおうちでは
ボンベの出し入れやガスの充てん作業ができなくなる場合もあるので、
事前にガス会社に連絡し、ガスの補充をしておきましょう。
■よくある質問
Q.足場を少なくして、費用を抑えられないの?
住まいるリフォームでは、足場を少なくする対応はおこなっておりません。
理由は以下の2つです。
①作業を安全に行うため
②作業の効率を上げるため
万が一事故などが起きてしまったり、
作業が工程通りに進められなかったりなどすれば、
最終的にお客様にご迷惑をおかけしまう形となります。
お客様には施工中も安心してお過ごしいただけるよう、
外壁塗装に必要な足場を組んでいきますので
ご理解いただけましたら幸いです。
3日目:高圧洗浄
【高圧洗浄】のポイント
・高圧洗浄機の大きな音が鳴ります
・洗濯物は外で干すことができません
・ご自宅の水道をお借りいたします
・完全に乾いた後に次の工程に進みます
・窓を閉めておくのを忘れずに
業務用の高圧洗浄機で、おうちを丸ごと洗っていきます。
表面についているコケや汚れをしっかり洗い流すことで、
塗料の付きや持ちをよくする大事な工程です。
メッシュシートの効果によって多少音は軽減されますが、
ご自宅用の高圧洗浄よりも何倍もパワーが強い洗浄機を使用するため、
どうしてもエンジンの大きな音がなります。
また、高圧洗浄中はメッシュシートがあっても
水が飛んでしまう可能性がありますので、洗濯物を外に干せません。
お施主様にはもちろん、ご近所様にも洗浄の日程をお伝えした上で
洗浄をおこなっていきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
この後、下処理に入っていきますが
建物に水分が残っていると、その後の塗装で密着度が悪くなるため、
完全に乾いた後に行っていきます。
4日~5日目:下地処理
【下地処理】のポイント
・鉄部や木部の表面を滑らかに削る工程をします
・コーキングは触らないように注意しましょう
鉄部や木部などの場合、ケレンと言って剥がれやサビ、木の毛羽立ちをサンドペーパーなどで滑らかにしていきます。
またサイディングなどの外壁では、劣化が見られればコーキングの打ち換えをしていきます。
コーキングは乾くまでは半日ほどかかることもありますので、触らないように注意をしておきましょう。
建物の劣化具合によっては、下処理に数日かかる場合もあります。
しっかり下処理をすることで、
後の塗料の乗りだけでなく、見た目も美しく仕上がります。
6日目:養生
【養生】のポイント
・基本的に窓は開けられません
・床面の養生は滑らないようにご注意ください
塗料が思わないところにつかないよう、
ビニールやテープなどで覆う作業のことです。
塗料の付着を防止するとともに、塗り分けする役割も。
またお庭の木やお花なども、ビニールで養生させていただき、
大切なお花への塗料の付着を防止します。
玄関先の床にも養生いたします。
滑りにくいビニールを使用いたしますが、
いつもと違う状態ではあるため、雨の日などは注意が必要です。
■よくある質問
Q.養生中は窓は開けられないの?
基本的に養生中・塗装中は窓を開けられません。
塗装中は匂いもありますので、
締め切りをお願いしております。
(匂いは2日~3日で消えます)
エアコンなどは使用できますので、
ご安心ください。
7日~8日目:下塗り
【下塗り】のポイント
・下塗りでも臭いが気になることも。
窓を開けたり、換気扇をかけることはおすすめしません。
下塗りでは、シーラーやプライマーを使用します。
下地と後の中塗り、上塗りの密着性を高める効果があり
丁寧な塗装が必要な工程になります。
一般的には1度塗りの工程ではありますが、
建物の劣化具合によって、下塗りの吸い込みが激しい場合などでは
2回塗装するケースもあります。
また、多少ではありますが、下塗り塗料でも臭いがでます。
その際に換気扇を回したり、
窓を開けたりすることはやめておきましょう!
なぜなら、逆に臭いが中に入ってきしまうからです。
塗料は乾けば臭いが飛んでいきますので、
ご安心ください。
■よくある質問
Q.下塗りの色が選んだ色を違うんだけど…
下塗りでは、選ばれた色を違う色を使用することが多いです。
当社では、白い色の下塗り材を使用することがほとんどです。
というのも下地を隠し、仕上がりの色を綺麗に出すことができるからです。
中塗りと上塗りをしていくと、
白っぽくなることはありませんので、ご安心ください。
9日~10日目:中塗り
【中塗り】のポイント
・使用量や乾燥時間の仕様を守ることが大事です。
1日で中塗りや上塗りが終わることはありませんので、
そういった業者の場合はご注意ください。
中塗りの作業で、だんだんとお客様が選んだ色に近づいていきます。
ここで大切なのは、塗料の使用量をきちんと守ること。
塗料には仕様書があり、記載されている通りに乾燥・塗布量を調整し塗装をおこないます。
11日~12日目:上塗り
【上塗り】のポイント
・中塗りからの乾燥時間が空いているかチェックしましょう
・実際に希望した色になっているかも確認しておきましょう
最後の塗りの工程が、上塗りの作業です。
上塗りの色が選んだ色になりますので、ここで自分が希望していた色になっているかも
一緒にチェックしておきましょう。
ここでも中塗りから、乾燥期間をしっかりあけていることが大切です。
ここまで終わったらあと一息です。
■よくある質問
Q.あれ?希望の色味になってないかも。
希望の色味じゃないと思う原因は2つあります。
①単純に業者のカラーミス
②面積効果での色の見え方の違い
特に多いケースが②です。
カラーシミュレーションをしていても
事前に色の確認をしっかりしていても
外壁という大きな面積になってくると
見え方が変わる場合もあります。
また、天気が曇りなのか晴れなのか、
日陰なのか日向なのかによっても
色の出方が違うのです。
だからこそ、
事前にそのことをしっかり伝えてくれる業者を選びましょう。
事前に伝えてくれる、ということは
そのことを加味して色の提案や相談に乗ってくれる、
という業者だという証拠にもなります。
13日目:検収・是正
【検収・是正】のポイント
・完成後に気になる箇所があったら業者に伝えておきましょう
現場監督が塗装後の2重チェックをおこないます。
是正が必要な箇所をマスキングテープでマーキング→職人が修正をする工程となります。
ここで気になる箇所があれば、
担当や職人に伝えておくとスムーズです。
14日目:足場解体
【足場解体】のポイント
・完成後に気になる箇所があったら業者に伝えておきましょう
最後は足場の解体をしていきます。
足場設置時と同様に、解体する際に金属音がどうしても鳴ってしまうため、
騒音となることがあります。
ご理解いただけましたら幸いです。
足場解体後には、道具を片付け、掃除をして工事完了となります。
保証書などの発行もあるので、受け取りを忘れずにおこないましょう。